女性が妊娠をすると、仕事の復帰や続け方、子育ての方針などに関して様々な決断をします。妊娠や出産に関する休暇、復帰や続け方に関して決まりがあり、産休育休明けに復職するという選択肢を選ぶことができます。一方で、一旦仕事から離れて子育てに専念したい、という方も多くいます。現代では女性の社会進出や働きやすさが当たり前に言われているので、子育てに専念するという選択肢を選びづらいと感じてしまう女性も多いのではないでしょうか。

どの選択肢を取っても一つ言えることは、その選択は間違いではないということ。一昔前までは仕事をしたい女性も、仕事を諦めて子育てに専念するのが当たり前という時代がありました。現代は仕事を続けるという選択肢が増え、子育てに専念するという選択肢ももちろん健在です。どの選択肢も間違いではなく、堂々と選んで良いのです。周囲の流れと同じでないと不安、悪いことなのではないかと感じてしまうのは日本人の特徴でもあります。自分たちがどんな方針で子育てをしていきたいか、どんな生活を送っていきたいのか、家族で出した答えを大切にしてください。

女性は妊娠がわかった段階で、出産や子育ての予習をしたり、仕事の復帰や続け方、あるいはやめるタイミングについて考え始めます。つい決断を急いでしまいがちですが、今後の方針は体調や心境によってなんども変わるものですし、出産してから大きく考えが変わることも珍しくありません。実際に出産を終えて我が子を目の前にすると、気持ちがガラッと変わることも。気持ちや考えの変化があったときは、まずは家族やパートナーと共有して、思い描いている仕事や子育てを目指していきましょう。